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ブ ル ー ス & S E X
昨日、今日と立て続けに偉大な表現者二人のドキュメンタリーを見た。 ここで言い切れる程の言葉を持ってないし、言い切る必要性も感じないが、その二本を見て自分の胸にボンヤリと刻み込まれた何かを色あせる前につたえたい。今まで彼らの作品は常々好んで見て、聞いてきて、それぞれに思っていたことが揺るぎない自分の思いになった。

一本目の被写体は「世の中にひとつでも曲が残れば良いと思って歌を歌い続けています」と言っていた。彼は同じ曲を、それも他愛もない様な曲を死ぬまで歌い続けていた。日々の中の希望や、ちょっとした事をやりきれない気持ちをギターにのせて歌っている、さらりと素敵だなと思わせてくれる。
懐かしむ暇も無い日常に、色を添えてくれる、ブルースとはこういう事なのだなと感じ、一緒に生きている事を教えることなのだなと。

二本目の被写体は映画の最後にDJ Klashの幻想的だがBeatの聞いた曲のなか「人生はSEXだな!」と言っていた。それは下品で安易な言葉の用だが、自分の胸の深く深くに突き刺さった。彼のライフワークは写真を撮る事なのだが、撮るものと撮られるものの関係はまさにSEXのような緊張感でもってぶつかりあわなければ良い写真は撮れないのだろう。彼のとる写真の中で女は色気を存分に臭わせ見る者を釘付けにする。男はずるく、弱い、しかし、女をつややかに見せることが出来るのは男なのだと、そのような事を彼は言っているようだった。
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