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わからない
光どうして光っているのか、なにが光っているのか。
深い海のそこに沈んでしまえば何が光っているのかなんてのはどうでもよくなる。
とにかくそこに届きたくて、なにがあるのかわからないけど、光を求めた。
鮫がいようと、波が強かろうが、とにかく死ぬ前に光そのものをみたくて。
光がまんべんなく照らす場所では、俺らは何を求めていいのだろうか、
もはや光を求める必要は無い。己とは何なのかを探すのだ、
まるで己の価値観をふるいにかけるように選別してゆく、そして感覚を研ぎ澄ませ、
個体で生き抜いてゆく事を習得する。必要以上に群れる事を嫌い。
自分を見つけようとしてしまったために、言葉を無くし。
体から滴り落ちる血液にさえ見て見ぬふりが出来るようになってしまった。
それはもはや己であるのだろうか?
もはや心ここにあらず。場を無視し、夢を見続けてしまいすぎた。
心をとりかえす為の時間を過ごし、人生はおわるのだろうか。
その間に少しでも己の子を産み落とす事が出来るならば、
俺は次の時間にも存在することが出来るかもしれない。
まるで堅く絞った雑巾から、更に余水を絞り出すかのごとく、俺は必死になる。
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