潜り過ぎず、休み過ぎず上手に泳ぐ。遠くまで。

NHK。淡々と流れる死亡者数。映像とともに語られる状況報告。子供の声。津波の恐ろしさ。このなかに身近な人がいたらと思う。自分は東京生まれで東京育ち。被災地ピンポイントから上居してきた人達を見ている。地震による自分の身の不安と重なって、感情移入の波が収まらなくなる。森本千絵がTWTTERで何か出来ないかと葛藤している姿（実際には文字情報のみだが）に共感したが、自分の非力さを考えてしまう。身ひとつ投げ出せば何か出来るかもしれない。だけど、それは、自分というものと世界との繋がりとは違う様に思える。このような大惨事と大きな不安と巡り会ったことを考えないといけない。住宅が流されるって、どんな気持ちだろうか。身近な人が下敷きになるってどんな気持ちだろうか。