（Wonder Last）

頭を右に傾けると脳液も傾いて考えも傾く、また頭を左に傾けると脳液はそちらに傾いて考えも傾く。頭を垂直に保つと脳液は澱む。ああ、この臭いは自分から出ていたんだ。なかなか臭うな。ウィスキーが風邪に効くのかどうか分からないけど、悪く無い。堂々巡りにひとまず区切りを付ける心地よさ、生き様は夢の夢を見ているような、散らかりに散らかった部屋のような、もう他に足を伸ばすことしか無くなってしまったような、まるで"そのような"。なるべくピュアであろうとする人と目の前の事をこなすだけの人。そのどっちかで表現は成り立っているのかもしれない。芸術なんてクソ食らえといいながら依存していたり、中途半端に嘘をつくような、リアルとかそんな事はどうでもいいのかもしれないけど、オレの人生には深く深く食い込んだ問題で、無理矢理正当化させる事はいくらでも出来るのにそれをされてちまう、やらなきゃいけない事なんて一つも無いんだよ。自分の意思だけで動いてごらん。小ささも大きさも分かるわ。

表現仕切れない思いは沢山、沢山ある。綺麗な終わらせ方なら、その辺で拾える気がする。そうじゃない、そうでは無い今しか感じれない思いを見てみたいと思って、悩んだり 対抗してみたり、けんか売ってみたり、とりあえず意気込みさえ本気でいれば人には伝わるのかなとは思う、けどそれでも難しい部分がでてくる、常にやりきれない。もがいてもがいて、壊れてしまう関係もある。でもそこから学ぶものは本当に体得出来るものでもある。自分はそうやって学んできた。中途半端に繕ったものよりも壊れれてしまったガラスのままの方が美しい時もある、そして今はそうしたい、自分も繕ってしまっていて、それに嫌気がさしているからだろう。ぶっ壊してしまいたいんだ、そんなのは。それでもやりきれない、想いあり。器用にはやりきれない本当のところどうしたら良いのか分からないのはこっちの方で、良い答えをまっているけどそれが返ってこない、悲しみ、それはブルースなのか。。そんなカッコイイものじゃないな、グレーだな、鼠色だよ、グレーゾーンをついてってるな。。なるほど、自分が灰色好きな理由が分かった。